永代供養をお考えの方は、位牌をどのように供養・処分したらよいのかご存知でしょうか?ずっと家に置いておくのか、いらないけど処分してもよいのかなど悩む方も多いでしょう。この記事では、永代供養を行うときの適切な位牌の扱い方について解説しています。

永代供養をする際に「新しく位牌を作ろうかどうか」を迷っている方は、以下の記事をご参考ください。

永代供養をするとき位牌の供養・処分方法4つ

永代供養を行うときの位牌の扱い方には、主に次の4つがあります。後継者がいないなどの理由で、やむなく位牌を処分したい方もいるでしょう。処分する方法はいくつかあるので、ご自分に合った方法で適切に処理してください。

位牌も永代供養する

遺骨を永代供養するときに、位牌も一緒に永代供養する方法があり、それには大きく分けて2つの方法があります。

1つは、一定期間預かってもらって供養してもらい、期間が終了すると「お焚き上げ」(位牌の焼却)を行う方法です。預かってもらう期間は寺院ごとに異なりますが、三十三回忌までを期間としていることが多いです。

もう1つは、位牌をすぐに「お焚き上げ」してもらって処分する方法です。

どちらの方法で行われるのかは、まず遺骨の永代供養を依頼する寺院に確認しましょう。位牌の永代供養を行っていない寺院もあるので、その場合は他の寺院を探す必要があります。

自宅で位牌を供養する

永代供養を行ったあとに位牌を自宅で保管し続けることも可能です。仏壇を所有し続ける場合は、仏壇に位牌をそのまま配置して祀り続けることができます。

ご先祖様を想う気持ちが強く、永代供養を行った後も定期的に法要を行いたい方もいるでしょう。その場合、位牌を自宅で保管し続けることは作法的にも特に問題はありません。

一時預かり供養(預骨)する

一時預かり供養とは、短期間位牌を預かってもらう方法で、月単位または年単位で位牌を預けることができます。

すぐに位牌を処分することができない場合や、位牌を自宅に保管することが難しい場合におすすめの方法です。

位牌の閉眼供養(魂抜き)と、お焚き上げをする

位牌を完全に処分したいという場合は、「お焚き上げ」という方法があります。寺院に依頼して位牌に宿る魂を抜く「閉眼供養」を行ってから、魂のなくなった位牌を焼却する「お焚き上げ」を行うという順序です。

閉眼供養」を行った時点で、位牌はすでにただの物体になっており、このままでも破棄することはルール上問題はありません。しかし、大切なご先祖様を弔う気持ちにより、閉眼供養を行ったあとはお焚き上げを行うのが一般的です。

位牌を永代供養してくれる東京都内の施設4つ

ここでは、位牌を永代供養してくれる東京都内の施設を4つご紹介します。

いずれも在来仏教ならば宗派を問わず一時預かり供養も行っており、多くの方々から信頼されている施設です。

江北山 清水寺 和光苑(東京都台東区)

合祀や個人供養のほかに、夫婦で一緒に供養してもらえるなど、多くのプランが用意されているほか、年間管理費が無料なことも特徴です。

費用は、合祀の永代供養が20万円、個人の永代供養が30万円から、夫婦での永代供養が60万円からとなっています。

参考:清水寺公式サイト

真成院 四谷霊廟(東京都新宿区)

都内では貴重な、納骨壇の前でお線香をあげてお参りできるほか、年間管理費が無料なことも特徴です。

費用は、合祀の永代供養が30万円、個人の永代供養が35万円からとなっています。

参考:真成院 四谷霊廟公式サイト

寶珠山 東福院 四ッ谷納骨堂(東京都新宿区)

東京23区のほぼ中央に位置し、位牌を直接拝むことができる仏壇式納骨堂で、年間管理費が無料なことも特徴です。

費用は、合同の永代供養が30万円、個人の永代供養が50万円からとなっています。

参考:寶珠山 東福院 四ッ谷納骨堂公式サイト

清法山 東京徳純院 納骨堂(東京都港区)

位牌型の納骨容器に遺骨を収める「納骨位牌」プランや、位牌段の裏に納骨する「納骨壇」プランなどがあり、価格が良心的なことも特徴です。

費用は、永代供養が3.5万円(管理費無料)、納骨壇が36万円から(年間管理費1万円)となっています。

参考:清法山 東京徳純院 納骨堂公式サイト

故人の魂が宿る位牌を丁寧に永代供養・処分しよう

大切なご先祖様の魂が宿る位牌を、いらないからといって処分してよいものか分からず悩む方が多いのではないでしょうか。そもそも永代供養を行うことになるまで、位牌をどうするべきか真剣に考えたことがなかった方も多いでしょう。

この記事を参考に、永代供養とともに位牌を適切に処理していただき、ご先祖様を浄土にお送りしましょう。